CoreProtectの使い方とか解説していきます。
このプラグインは荒らし対策に抜群の効果を発揮します!
サーバー運用するなら必ず導入しておきたいプラグインです!
CoreProtectとは??
サーバーに接続している人・していた人の行動を全て記録できるプラグイン
行動といってもブロックの破壊や設置などがメインです。
例えばAというプレイヤーがいつどこでなにをしたかが分かるので
サーバーを公開すると必ず現れる荒らしを発見することができます。
このプラグインの強みは記録だけではなくそのプレイヤーが行った行動を
全てロールバック(元に戻す)することができるのが一番の強み。
つまり、荒らされても全て荒らされる前の状態に戻せるってこと
サーバー公開しているなら必ず導入するべき!
1つ注意点があって荒らされてから導入しても遅いよ!!
荒らされる前に入れておかないと意味がないよ
ダウンロード・導入
まずはプラグインをダウンロードします
最新バージョンはCoreProtect v21.0
(2022/03時点)
導入方法に関してはサーバーファイルの中のPluginsに入れるだけでok!!
プラグインの導入方法の詳しい内容は下記の記事で読んでください
設定
設定などは特にありません。コマンドだけを覚えておきましょう。
ただし、MySQLを使用して高速化できるようなので必要な方は設定しておきましょう。
使い方
使い方は簡単でコマンド操作だけで完了します。
流れとしては以下の通り
荒らされた現場に向かう(権限持っている人)
↓
犯人特定
↓
ロールバック
画像付きで解説していくのでわからない方は真似して練習してみて下さい。
犯人特定方法
犯人を特定する為にチャット欄に「/co inspect または /co i」と入力します。
そうすると下の画像の様な文字が出ました?
監視モードに切り替わったよ!ってメッセージが表示されましたね。
表示されたら特定のブロックを殴って下さい
そうすると下記の通り文字列が表示されましたか?
表示されている内容としてはこんな感じ
時間(~前) – ユーザー名 設置or破壊 ブロック名
0.00/h ago – Shaw_3 placed tnt
クリックしたブロックは0.00/h前に「Shaw_3」というユーザーが
設置したというメッセージです。この場合はTNTです。
これで犯人が特定できましたね。
監視モードになってから殴るブロックを間違えないことと
ユーザー名の確認はしっかりとして関係ない人を巻き込まないようにしましょう!
ロールバック(元に戻す)
まず荒らされた内容としては以下の通り
・TNTで爆破
・マグマだばー
・水だばー
・適当なブロック配置
テスト環境で実行しましたが我ながら酷いと思う笑
その前の操作で犯人が特定できているんで実際にロールバックしてみましょう。
/co rollback u: t: r: a: b: e:
「/co rollback u:Shaw_3 t:1h r:#global」と入力します。
この場合はShaw_3というユーザーの行動全てを1時間前に戻すという意味です。
するとこのようになります。
「あれ?ロールバックできてなくね??」そうです。先ほど「TNT」を使用したと書きましたが
「TNT」や「火の燃え移り」などはロールバックしてくれません。
え・・・嘘やん 大丈夫です安心して下さい!他のコマンド用意してますよ!
TNTと火の燃え移りなどは別コマンドで操作しなければなりません。
TNTについて
「/co rollback u:#TNT t:1h r:#global」と入力します。
この場合はTNTによって破壊されたブロックなどを全て1時間前に戻すという意味です。
するとお見事全てロールバックできました。
ユーザー名を指定したい場合は変更してブロック名をTNTにすればok
火の燃え移り
現場に行き、inspectで確認。
「/co rollback u:#fire t:時間 r:範囲」と入力するとロールバックできます。
気をつけなければならないのは、r:つまり範囲指定で#globalと設定してしまうと
サーバー内全ての火が消えてしまいます。装飾などで使ってるもの含む
なので範囲してをしてあげるかプレイヤー名などで指定した方が良いです。
詳細コマンドは以下の通りまとめたので参考にして下さい
コマンド
コマンド | 説明 |
/co help | コマンド一覧を表示する |
/co inspect | 監視モードに切り替える(管理者のみ推奨) 無効にする場合はもう1度入力する。 /co i で省略可能 |
/co rollback u: t: r: a: b: e: |
長くなるので下の方に別で記載しています。 |
/co restore u: t: r: a: b: e: | |
/co lookup u: t: r: a: b: e: | |
/co purge t:<時間> | |
/co reload | リロードする |
/co version | バージョンを確認する |
/co rb で省略可能
ロールバックを行うコマンドです。以下の意味を覚えておきましょう。
u: = ユーザー名
ロールバックを行うユーザー名を指定してください。
例: u:tarou この場合「tarou」というユーザーがロールバックの対象になります。
t: = 時間
ロールバックを行う時間を指定してください。
w(weeks),d(day),h(hours),m(minutes),s(seconds)で指定が可能です。
例: t:1d2h30m4m この場合「1日と2時間30分4秒前」の状態にロールバックします。
t:2.50h この場合「2時間半前」の状態にロールバックします。
r: = 範囲
ロールバックを行う範囲を指定してください。
例: r:10 この場合10ブロック分ロールバックします。
r:#global この場合サーバー全てをロールバックします。
a: = 行動
対象のプレイヤーが行った行動を個別にロールバックします。
例: a:block (ブロックの設置/破壊)
a:+block (ブロックの設置)
a:-block (ブロックの破壊)
a:click (プレイヤー間の問題)
a:container (チェスト関連全て)
a:+container (チェストに入れた場合)
a:-container (チェスとから持ち出された場合)
a:kill (モブや動物を殺した場合)
a:chat (チャットやメッセージ関連)
a:command (使用したコマンド)
a:session (ログイン・ログアウト)
a:+session (ログイン)
a:-session (ログアウト)
a:username (ユーザー名の変更?)
b: = ブロック
特定のブロックのみロールバックします。
例: b:1 この場合「石」のみがロールバックされます。
b:1,5,7 複数指定したい場合はこのようにします。
e: = 特定のブロックの除外
特定のブロックをロールバックしない。
例: e:1 この場合「石」はロールバックされません。
/co rs で省略可能
誤って、ロールバックしてしまった場合に使用します。
パラメーター関連はrollbackコマンドと同じです。
例: /co restore u:tarou t:1h r:#global
/co l で省略可能
指定したユーザーが何をしたかを見ることができます。
パラメーター関連はrollbackコマンドと同じです。
例: /co lookup u:tarou t:1h r:#global
保存領域を確保するために使用するコマンドです。
HDDまたはSSDに保存されている「CoreProtet」のログを削除することができます。
例: /co purge t:30d
この場合最近の30日間のデータは残されて、それより前のデータは削除されます。
Permissions
Permissions Nodes | 説明 |
coreprotect.* | 「coreprotect」の全ての権限を与えます |
coreprotect.inspect | /co inspectコマンドを使用可能にします |
coreprotect.lookup | /co lookupコマンドを使用可能にします |
coreprotect.rollback | /co rollbackコマンドを使用可能にします |
coreprotect.restore | /co restoreコマンドを使用可能にします |
coreprotect.purge | /co purgeコマンドを使用可能にします |
coreprotect.reload | /co reloadコマンドを使用可能にします |
coreprotect.help | /co helpコマンドを使用可能にします |
まとめ
このプラグインって入れておけばデフォルトの設定だと30日前まで記録してくれるし
ロールバックもすぐに終わるので絶対入れておいた方がいいと思う。
TNTとか火の燃え移りは多少手間がかかるけど荒らされた事考えれば
入れておいて損はしないと思います。
この辺はWorldGuardでうまく対応できるので
そもそもTNT無効とか火が燃え移らないように設定すればOK
チェストの中身とかインベントリの中身とかもロールバックできるっぽいな。
あんまり使う機会なさそうだから省きました。
身内とか知り合い同士ならいらんけど
多少不安がある環境でサーバー公開するなら必ず導入してね!