Amazonや楽天、メルカリやヤフオクなど様々な通販サイトやオークションサイトなどで流通している激安なパソコンについて解説していこうと思います。知り合いが購入して困ったことになったらしいので忘備録的な形で残しておきます。
激安PCとは?
まず、激安パソコンとは何なのか解説していきます。
約2~3万円で売られていて「最新」「高速」「大容量」などと記載されているパソコンですね。
まぁ確かに中には良い物もありますが、細かく見ていかないとハズレを引くことになります。
パソコンが好きである程度理解がある人や筆者の様にIT企業に勤務している人間であれば買わないと思います。
パソコンに詳しくない人や、なるべくお金をかけたくない人は要注意です!
全てがダメなものではないので、この記事を最後まで読んで見極めていきましょう!
注意すべきポイント
5年以上前に発売されたパソコンに最新のOSをインストールしてある場合が99%です。
パーツは古いのにシステムだけ最新で無理やり動かしている感じです。
まぁ、使えないこともないですがそのうち壊れて余計な出費になる場合が多々あります。
最新、高速、大容量という表記に騙されないようにしてください。
- 最新
-
最新のOS(Windows11)がインストールされているだけ…ただそれだけ
CPUなどの重要なパーツは5年以上の前の物がほとんどです。使用用途などによっては5年以上前の物でも全然快適に動きます!
- 高速
-
SSDが搭載してあるだけ…ただそれだけ
今やSSDは当たり前です。問題なのはここ、何百台と見てきましたが異常な書き込み量のSSDがほとんど
簡単に言うと酷使しすぎて劣化している状態ということそのうち異常が現れ始めます。 - 大容量
-
1TBのHDDが搭載してある場合によく記載してある文言です。
Windows11をHDD(ハードディスク)を動かすのは無理があります。
正直、動作が重くて使い物になりません。
以上の点を注意しながら購入するかどうか判断すると良いでしょう。
繰り返し言いますが、全ての物がハズレではありません。中には良い物もあります。
選び方のポイント
選び方のポイントとしてはいくつかありますが下記の項目だけ確認しておきましょう。
- CPU
-
最新のOS(Windows11)がインストールされているだけ…ただそれだけ
CPUなどの重要なパーツは5年以上の前の物がほとんどです。使用用途などによっては5年以上前の物でも全然快適に動きます!
- メモリ
-
SSDが搭載してあるだけ…ただそれだけ
今やSSDは当たり前です。問題なのはここ、何百台と見てきましたが異常な書き込み量のSSDがほとんど
簡単に言うと酷使しすぎて劣化している状態ということそのうち異常が現れ始めます。 - ストレージ(SSD)
-
1TBのHDDが搭載してある場合によく記載してある文言です。
Windows11をHDD(ハードディスク)を動かすのは無理があります。
正直、動作が重くて使い物になりません。
買ってもいいと思う基準
私が買ってもいいと思う基準を記載しておきますので参考にしてみてください。
※個人的見解です
まず、Windows11をインストールできる条件というものがあります。
IntelやAMDなどのCPUでは「世代」というものがあります。
Intelであれば8世代以降のCPUが必要です。
AMDであれば Ryzen 2シリーズ以降のCPUが必要です。
見分け方は簡単です。
Intelであれば i5 などの後ろの数字が8***以降であれば基本的にWindows11に対応です。
AMDであればRyzen 3などの後ろの数字が2***以降であればOKです。
CPU | 対応状況 |
Intel i5 8400 | 〇 |
Intel i7 4770 | × |
Ryzen 3 2200G | 〇 |
Ryzen 5 1600X | × |
続いてメモリは8GB以上を搭載しているものを選んでください。
Windows11を動かす場合4GBでは足りません。
続いてストレージは必ずSSD256GBを搭載しているものを選んでください。
HDDでは遅すぎて使い物になりません。
まとめ
下記の要件を満たすパソコンであれば買っても問題ありません。
ただし、あくまで中古品ですので経年劣化は必ずあります。
特に、ストレージに関しては極端に読み書きが多いものなどがあったりします。
- Intel8世代以降のCPU・Ryzen2シリーズ以降のCPU
- メモリが8GB以上
- SSDで256GB以上