最近は24H2が問題になっていますがセキュリティ強化なので仕方ない部分でもありますね。
今回はWindows11になってからプリンターや複合機でスキャンができなくなってしまった場合の対処方法を解説します。



原因
スキャンが使えなくなってしまった場合は、大体の場合が突然できなくなってしまうパターンです。
それ以外はネットワーク構成を変更したり、プリンターや複合機を入れ替えたけどスキャンの設定をし忘れたり引き継いだりしていない為などが原因として挙げられます。
突然スキャンができなくなってしまう原因の8割は「WindowsUpdate」です。
セキュリティ関連の更新プログラムが適用されることにより、設定が変更されてしまう為です。
解決方法
「パスワード保護共有」を無効にする事で解決する可能性が高いです。
それでは画像付きでやり方を解説していくので同じようにやってみてください。
左下もしくは真ん中下のWindowsボタンを右クリックします。
続いて、ネットワーク接続を左クリックします。



次はネットワーク設定が開くので下記の画像のように一番下にあるネットワークの詳細設定をクリックします。



ネットワークの詳細設定の画面になるので、共有設定を開きます。



共有の詳細設定が開くので、下記の画像の様に設定をしてきます。



WindowsUpdateのセキュリティ関連の更新プログラムが適用されると一番下の「すべてのネットワーク」の中にある「パスワード保護共有」が自動的にオンになってしまいます。
この部分を画像と同じようにオフに設定してあげればスキャンできるようになるはずです。
念の為、一番上の「プライベートネットワーク」の部分の設定も見直しておきましょう。
対策方法
WindowsUpdateのセキュリティ関連の更新がされた時に、パスワード保護共有が自動的にオンになってしまうのは仕様なのでどうしようもないのが現状です。
レジストリやポリシーなどを無理やり弄れば可能ですが
他の部分に支障をきたす恐れがありますし、そもそもMicrosoftはパスワード保護共有をオンになるような設定を推奨している為、下手にいじらない方がいいでしょう。