今回はMCBansというプラグインの導入から使い方までを
解説しようと思います。
MCBansとは??
世界中のサーバーとBAN情報を共有できます。
ただし、サーバー側がMCBansを導入している必要があります。
BAN情報を共有する事によって、悪質なプレイヤーからの
被害などを防止するのに役立ちます。
ダウンロード・導入
まずはプラグインをダウンロードします。
導入方法はPluginsフォルダに入れるだけ。
詳しくは→サーバーにプラグインを導入する方法
設定
このプラグインは他とは少し違う所がありPluginsフォルダに入れるだけでは
使用することができません。使用するためには
APIKeyというものを取得する必要があります。
APIキーの取得
APIキーを取得するためには、アカウントを作成する必要ありますので
こちらからアカウントを作成します。
Registerをクリック。次の画面ではアカウントの情報を入力します。
Create My Accountをクリック次の画面が出れば成功です。
先ほど、登録したユーザー名とパスワードを入力してログインします。
ログインができると次の画面が出ます。
この画面は閉じずにMinecraftを起動します。
ダイレクト接続で以下のように入力し接続します。
サーバーに接続ができたら以下のようにチャット欄に入力してEnter!
/verify ***の部分は表示された英数字を入力してください。
少し待つと Welcome ユーザー名 to MCBans! と表示されるのを確認
できたらサーバーから退出します。
完了したら、先ほどの画面に戻ります。こちらからも戻れます。
このような手順でMCBansを適用したいサーバーを作成します。
次の画面に移動するので情報を入力
入力が済んだらregesterをクリック
APIキーの認証
次は自分のサーバー情報が表示されているページに行くので
APIキーをコピーする。APIキーの場所は自分のサーバーIPの下に記載されています。
次はAPIキーを認証する為にconfigを設定します。
Pluginsフォルダ>MCBans>config(.yml)に行き編集します。
config内に以下の内容があるので探してください
# apiKey:
# Your servers apiKey can be found in your account dashboard http://my.mcbans.com/servers
apiKey: YOUR_API_KEY_HERE #ここを先ほどコピーしたAPIキーに変更する
YOUR_API_KEY_HEREを削除し、自分のAPIキーに書き換えて保存して完了
特にエラーメッセージなどがでていなければ大丈夫でしょう。
以上で、導入が完了しました。
使い方
BAN理由についてですが基本的には英語で書くようにしましょう。
また、異議がある場合についてもMCBansのスタッフ側との
やり取りに関しても英語です。
Global BAN
例:/gban tarou griefing
グローバルBANの特徴としてはBAN情報を世界中と共有します。
ユーザーには10段階での評価が与えられており
0になるとMCBansが適用されているサーバーには接続不可能になります。
グローバルBANの情報はMCBansのスタッフにより監視されており
むやみに使用したりするとサーバーの評価が下がり
MCBansのコミュニティーから追放されMCBansが使用不可能になりますので
使用する際にはしっかりとルールを確認しておきましょう。
グローバルBANガイドライン(英語)
1.Griefing
嫌がらせです。悪質な時のみに有効です。
- 破壊/盗み
クリエイティブサーバーなら5つ以上のブロックを破壊
サバイバルサーバーなら3つ以上のブロックを破壊している必要がある。
- 悪質なbot
- 悪質なコンテツへのリンク(アダルトサイトなども同様)
- ハニーポットプラグイン
ハニーポットのログを公開する必要があります。
MCBansの自分のサーバーの説明欄に記載しておきましょう。
2.Client-side modifications
変更が加えられたクライアントなど(MODも同様)
-
- 透過MOD・テクスチャの使用
- 不正クライアント・MOD
グローバルBANを使用する際には必ず証拠を取っておきましょう。
万が一、MCBansスタッフから証拠の提出を求められた場合に困らないように。
Local BAN
例:/ban tarou griefing
ローカルBANは自分のサーバーでのみBANするという事です。
自分のサーバーのルールなどに違反したユーザーを
BANする時に使いましょう。
Temp BAN
例:/tban tarou 10 m 10minute BAN
この場合では「tarou」というプレイヤーを
10 m つまり10分間BANします。10minute BANは理由です。
理由というよりメッセージの方がわかりやすいと思います。
Temp BANは時間制限のついたBANです。
例えば10分・1時間・3日…など
m h d で指定します。
Minute Hour Dayの略です。
コマンド
コマンド | 説明 |
/ban “名前/UUID” “理由” | 指定したユーザーをローカルBANします。 |
/rban “名前/UUID” “理由” | 指定したユーザーをロールバックとローカルBANします。 |
/gban “名前/UUID” “理由” | 指定したユーザーをグルーバルBANします。 |
/rban “名前/UUID” g “理由” | 指定したユーザーをロールバックとグローバルBANします。 |
/tban “名前/UUID” “数値” “m/h/d” “理由” | 指定したユーザーをTemp BANします。 |
/ban “IP” “理由” | 指定したIPアドレスをBANします。 |
/uban “IP” | 指定したIPアドレスのBANを解除します。 |
/lookup “名前/UUID” | 指定したユーザーのBAN履歴を確認します。 |
/banlookup “banID” | BAN情報の詳細を確認します。 |
/kick “名前/UUID” “理由” | 指定したユーザーをkickします。 |
/uban “名前/UUID” | 指定したユーザーのBANを解除します。 |
Permissions
Permissions Nodes | 説明 |
mcbans.admin | MCBansの管理者特権を与える |
mcbans.ban.global | Global BANの使用を許可する |
mcbans.ban.local | Local BANの使用を許可する |
mcbans.ban.temp | Temp BANの使用を許可する |
mcbans.ban.rollback | rbanコマンドの使用を許可する |
mcbans.ban.ip | banipコマンドの使用を許可する |
mcbans.unban | unbanコマンドの使用を許可する |
mcbans.kick | kickコマンドの使用を許可する |
使いそうなものだけを書きました。