今回はWorldGuardというプラグインの導入から使い方までを
解説しようと思います。
WorldGuardとは
名前の通り、ワールドを保護するというような意味です。
ワールドの細かな設定を変更できたり
建物を保護したりできるプラグインです。
主な役割は荒らし対策。
公開サーバーや配信とかで参加者募集すると
必ず1人は荒らしがいるじゃないですか
建物にマグマ垂れ流したり
火打石使って火事起こしたりとか
これからサーバーを建てる方で荒らし対策をしたいのであれば
導入はほぼ必須となるMODでしょう。
荒らされる心配がない身内や知り合いなどでは
必要ないと思います笑
ダウンロード・導入
まずはプラグインをダウンロードします
最新バージョンはWorldGuard 7.0.6
(2022/03時点)
WorldEditも必須になるから入れていない人は事前に入れておいてね!
導入方法に関してはサーバーファイルの中のPluginsに入れるだけでok!!
プラグインの導入方法の詳しい内容は下記の記事で読んでください
設定
設定方法に関してはconfig.ymlを編集する形になるよ!
英語の文字列が書かれた後に true/falseっていうのがある
ここをどちらかに変更するだけ!
true=保護する false=保護しない
ここだけ覚えておけば大丈夫かな!
TNTの設定
ignition: #以下から着火の設定
block-tnt: false #TNTの使用 ★
block-tnt-block-damage: false #TNTの爆発からブロックを保護(ダメージは受ける) ★
block-lighter: false
火の設定
#以下から火の設定
disable-lava-fire-spread: false #溶岩の火が燃え広がる ★
disable-all-fire-spread: false #全ての火が燃え広がる ★
disable-fire-spread-blocks: [] #火が燃え広がるブロックを指定
lava-spread-blocks: [] #火が燃え広がるブロックを指定
mobの設定
#以下からmobの設定
block-creeper-explosions: false #クリーパーが爆発するかしないか
block-creeper-block-damage: false #クリーパーの爆発からブロックを保護
block-wither-explosions: false #ウィザーがスポーンした時の爆発を保護
block-wither-block-damage: false #ウィザーがスポーンした時の爆発からブロックを保護
block-wither-skull-explosions: false #ウィザーの頭の射出攻撃をするかどうか
block-wither-skull-block-damage: false #ウィザーの頭の射出攻撃からブロックを保護
block-enderdragon-block-damage: false #エンダードラゴンからブロックを保護
block-enderdragon-portal-creation: false #エンドポータルを作成するかどうか
block-fireball-explosions: false #ガストの火の玉が爆発するかどうか
block-fireball-block-damage: false #ガストの火の玉からブロックを保護
anti-wolf-dumbness: false #オオカミのAIを強化??
allow-tamed-spawns: true #飼いならすことができるmobをスポーンさせるかどうか
disable-enderman-griefing: false #エンダーマンがブロックを移動するかどうか
disable-snowman-trails: false #スノーマンが雪を生成するかどうか
block-painting-destroy: false #絵画の保護
block-item-frame-destroy: false #アイテムフレームの保護
block-plugin-spawning: true #プラグインにより追加されたmobをスポーンさせるかどうか
block-above-ground-slimes: false #地上にスライムをスポーンさせるかどうか
block-other-explosions: false #その他の爆発の保護?
block-zombie-door-destruction: false #ゾンビがドアを破壊するかどうか
block-creature-spawn: [] #スポーンさせないmobを指定
プレイヤーダメージの設定
#以下からプレイヤーダメージの設定
disable-fall-damage: false #落下ダメージからの保護
disable-lava-damage: false #溶岩によるダメージから保護
disable-fire-damage: false #火によるダメージから保護
disable-lightning-damage: false #雷のダーメジから保護
disable-drowning-damage: false #溺死から保護
disable-suffocation-damage: false #窒息から保護
disable-contact-damage: false #サボテンなどのダメージから保護
teleport-on-suffocation: false #テレポートした時の窒息ダメージから保護
disable-void-damage: false #奈落から保護??
teleport-on-void-falling: false #奈落に落ちた場合にテレポートさせるかどうか
disable-explosion-damage: false #爆破ダメージから保護
disable-mob-damage: false #mobダメージから保護
disable-death-messages: false #死亡した時のメッセージを表示させるかどうか
その他の設定
#以下から作物の設定
disable-creature-trampling: false #作物をmobから保護(ジャンプで土に戻るのを)
disable-player-trampling: false #作物をプレイヤーから保護(ジャンプで土に戻るのを)
weather: #以下から天気の設定
prevent-lightning-strike-blocks: [] #雷が落ちてくるブロックを指定?
disable-lightning-strike-fire: false #雷から火災になるのを保護
disable-thunderstorm: false #天候が嵐にならないようにする
disable-weather: false #天候を無効にする(雨などがなくなる)
disable-pig-zombification: false #ゾンビに雷が落ちてピッグマンになるかどうか
disable-powered-creepers: false #クリーパーに雷が落ちて帯電クリーパーになるかどうか
always-raining: false #いつも雨が降るようにするかどうか
always-thundering: false #いつも雷が鳴るようにするかどうか
dynamics: #以下から動力?などの設定
disable-mushroom-spread: false #キノコが広がるかどうか
disable-ice-melting: false #氷が溶けるかどうか
disable-snow-melting: false #雪が溶けるかどうか
disable-snow-formation: false #雪を形成するかどうか
disable-ice-formation: false #氷を形成するかどうか
disable-leaf-decay: false #葉っぱが消えるかどうか
disable-grass-growth: false #草が成長するかどうか
disable-mycelium-spread: false #菌糸ブロックが広がるかどうか
disable-vine-growth: false #つる・つたが成長するかどうか
disable-soil-dehydration: false #土が乾くかどうか
snow-fall-blocks: [] #雪が形成されるブロックを指定
基本的にはデフォルトがオススメかなー!
あんまり変更しすぎるとゲーム性が崩れちゃうから
荒らし対策をする場合は★マークの所を”true”に変えてあげれば
TNTとか火事とかで建物を燃やされるのを防げるよー!
使い方(保護エリアの作成)
保護のやり方はWorldEditの//wandコマンドを使います。
//wandコマンドを使うとインベントリに木の斧が装備されますのでそれを使います。
下の画像を例にすると、赤いところをクリックします。
最初に、どちらかをクリックすると「First position set to (座標)」と表示され
残りの方をクリックすると「Second position set to (座標)」と表示されます。
順番はどちらからでも問題はないです。
建物の一番高いところ・低いところを選択するようなイメージ
豆腐の場合は簡単なんですけど屋根とか複雑な建物の場合は
ちょっと面倒というか気を付ければならないんですよね
一番高い所が分かりにくいので外枠とか作って囲んだ方が楽かなーと
このような豆腐を保護する場合はこのように領域を選択します。
このように範囲選択した場合は建物と床が保護されます。
屋根とか複雑な建物の場合は以下の通りにやってあげると楽かも
青枠内が保護がかかるようになるよ。
この操作を行うことで、範囲指定ができました。
範囲指定が終わったらコマンドを使用します。
コマンド
コマンド | 説明 |
/rg define “保護エリア名” “プレイヤー名” | 保護エリアを作成する。 保護エリア名はわかりやすいのをつける良い プレイヤー名は自分の名前 |
/rg list | 保護エリアの一覧を表示する。 |
/rg remove “保護エリアの名” | 指定した保護エリアを解除する。 |
/rg info “保護エリア名” | 指定した保護エリアの情報を取得する。 |
/rg addmember “保護エリア名” “プレイヤー名” | 指定した保護エリアにメンバーを追加する。 |
/rg addowner “保護エリア名” “プレイヤー名” | 指定した保護エリアにオーナーを追加する。 |
/rg removemember “保護エリア名” “プレイヤー名” | 指定した保護エリアのメンバーを削除する。 |
/rgremoveowner “保護エリア名” “プレイヤー名” | 指定した保護エリアのオーナーを削除する。 |
/rg flag “保護エリア名” “フラグ名” “権限” | 指定した保護エリア内にフラグを追加する。 |
他にもコマンドはありますが、あまり使わないと思うので
使いそうなものだけをまとめました
フラグの設定に関してはとても長くなるので
別ページにまとめてみました。
[keni-linkcard url=”http://zedlabo.com/worldguard-flag-list/” target=”_blank”]
Permissions
Permissions Nodes | 説明 |
worldguard.region.wand.* | Region Wandを使用可能にします。 worldedit必須です。 |
worldguard.region.define.* | /rg defineコマンドを使用可能にします。 |
worldguard.region.list.* | /rg listコマンドを使用可能にします。 |
worldguard.region.remove.* | /rg removeコマンドを使用可能にします。 |
worldguard.region.info.* | /rg infoコマンドを使用可能にします。 |
worldguard.region.addmember.* | /rg addmemberコマンドを使用可能にします。 |
worldguard.region.addowner.* | /rg addownerコマンドを使用可能にします。 |
worldguard.region.removemember.* | /rg removememberコマンドを使用可能にします。 |
worldguard.region.removeowner.* | /rg removeownerコマンドを使用可能にします。 |
worldguard.region.flag.* | /rg flagコマンドを使用可能にします。 |
まとめ
設定が色々ありすぎて分けわからなくなるプラグインだけど
公開サーバーなら絶対入れておいた方がいい。
火・マグマ関係はconfigファイルをいじればok
破壊行為に関しては建物を保護してあげればok
これいれておけば荒らされる心配はないですね。
ただ設定変えすぎるとゲームバランスが崩れるので
そこだけ注意して設定してみてください!